梅酢で健康な毎日を!体と美容に良い飲み方・選び方

青梅を原料とした健康食品、梅酢。飲むだけで美容と健康が手に入ることから、梅酢を「スーパーフード」と呼ぶ人も出てきています。

ですが、梅酢にはたくさんの種類があり、選び方がわからないという場合もあるでしょう。同じ青梅を原料として作られる梅干しには様々な産地があり、味や大きさなども異なります。

梅酢は健康効果が高い反面、塩分を多く含んでいる場合もあり、一日の摂取目安量にも気をつけなくてはいけません。

ここでは、適切な梅酢の飲み方や選び方を確認していきます。梅酢はスプーン1杯、飲みつづけるだけで健康的な体を手に入るとされています。梅酢で手軽に元気な毎日を手に入れましょう。

梅酢は疲労回復の効果効能で注目されている

1日の終わりや朝起きたとき、なんとなく体がだるいと感じたことはありませんか?

私たちは日頃の生活で“吸っている空気”や“食べている食事”に大きな影響を受けています。

例えば、空気には微量ですがダイオキシン類、食事には金属汚染物質などが含まれており、体の酸化を促進しています。これらの化学物質は体に多少の影響を与えるものの、即座に健康を害するようのものではないため、過剰に心配する必用はありません。

ですが、酸化を抑える抗酸化物質を摂取することで、体への負担を軽減することができます。体から毒素を排出する「デトックス」や酸化を予防するとされる「アンチエイジング」という言葉が流行しているのも、体を少しでも若く保つための方法を紹介していたからです。

梅酢に含まれている梅ポリフェノールには抗酸化作用があるということが、和歌山県果樹試験場うめ研究所などの努力によって発見されています。体の酸化を抑え、疲れを緩和するための工夫として、梅酢に注目が集まっているということです。

梅酢の飲み方は「割り」「ストレート」どちらもOK

梅酢は好みにあわせて、自由な飲み方ができます。

お酒が好きな人は焼酎で割ってもよいでしょう。梅の本場・和歌山県の人は「梅酢を割って飲むなら芋焼酎が一番おいしい!」と言います。独特な香りが苦手でなければ、芋焼酎で割って飲んでみるのもよいでしょう。

アルコールが苦手な人にはソーダ割り。炭酸水180ミリリットルにティースプーン2杯程度の梅酢を入れて飲むと、さっぱりとおいしい梅酢ソーダ割りのできあがりです。

手早く飲みたいと言う場合にはストレートがよいでしょう。手軽にティースプーン1杯程度の梅酢を飲むだけで、十分な健康効果を期待できます。

ただし、梅酢には塩分が含まれているため、飲み過ぎには気をつけましょう。

梅酢は「ドレッシング」にしても美味しい!

梅酢の酸味が苦手でも、料理のレシピに組み込めば、おいしく食べられます。

特にドレッシングは、簡単に梅酢をつかえるレシピです。ヨーグルトやオイルを混ぜて、自家製ドレッシングを作ったことがある人なら簡単に作れます。

市販のドレッシングは味付けが濃くできていますが、自家製でドレッシングを使うとヘルシーな反面、味がぼんやりしがちです。梅酢の分量を1としたら、オイルを2の割合で混ぜるだけで塩味が効いて引き締まった味の自家製ドレッシングのできあがりです。

オイルは好きなものを選んでOKです。ヘルシーで代表的なオイルは「オリーブオイル」や「エゴマ油」、「亜麻仁油」などです。

「サラダを日頃から食べないし、油っぽいものばかり食べているよ!」という場合は、唐揚げに梅酢をかけてあげるだけでもサッパリしておいしくなります。

美容重視で梅酢を選ぶなら有機栽培!

健康のために梅酢を飲み始めた人でも、「梅酢は美容に効果があるよ」と言われたら興味を持つでしょう。梅酢の種類によっては健康はもちろん、美容効果を期待することができます。それが「有機梅」で作られた梅酢です。

食べるものに気をつけている人であれば、有機栽培やオーガニックという言葉を聞いたことがあるはずです。オーガニックの詳細な定義は国によって異なりますが、梅に関しては「無農薬・化学肥料不使用」で育てられた梅を有機梅と呼ぶ場合が多いです。

有機野菜については、2014年にイギリスのサイエンスマガジン「ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・ニュートリション」が“有機野菜は一般的な野菜より栄養が優れている点がない”と発表しました。その一方で、ワシントン州立大学の教授とイギリスの研究者らが共同で調査した結果によると、有機野菜には抗酸化物質が18〜69%含まれているということが発表されています。

抗酸化物質とは体の有害物質を取り除いたり、減弱する効果があり、体が酸化して老けていくことを防ごうとする作用があります。

肥料を使用することで植物が育つスピードはアップしますが、抗酸化物質が減少するとされています。実際、有機栽培の野菜は一般的な肥料を使って育てられた野菜よりも風味が強いです。抗酸化物質を多く含む野菜は風味が豊かで、カドミウムや金属汚染物質の量が少ないとするデータもあります。

梅酢の場合は有機栽培の影響だけでなく、梅酢にもともと含まれている梅ポリフェノールにも抗酸化作用があるため、抗酸化物質をきちんと摂取することができます。“体の酸化”を防ぐためにも、梅酢選びで迷ったら有機梅を使用したものを選びましょう。

有機梅の梅酢は飲み方いろいろ!健康・美容にバッチリ

有機農法で作られた梅を原料とした梅酢は抗酸化物質を多く含んでおり、健康はもちろん、美容にも効果が期待されています。

梅酢はティースプーン1杯を飲むだけでも十分に栄養を摂取できます。手軽に始められる健康法と言えるでしょう。

独自の栄養、梅ポリフェノールを含んだ梅酢は「スーパーフード」として注目されつつあります。梅酢を飲む習慣をつけて、健康で美しい体を手に入れましょう。

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